野田渡(読み)のだのわたし

日本歴史地名大系 「野田渡」の解説

野田渡
のだのわたし

[現在地名]祖父江町野田

「寛文覚書」には、木曾川筋とあるが、野田村の位置から考えて支流佐屋さや川筋の渡船場である。野田村の条に

<資料は省略されています>

とみえる。天保村絵図には「渡シ場」として、「堤より堤迄川巾壱町半余船頭五人賃銭壱人ニ付五文ツヽ但無給ニ而相勤申候御船ハ御上より頂戴仕候」とあって、場所は同村の北寄り、中牧なかまき村境近くから、対岸拾町野じつちようの村・四貫よつぬき村の境辺りへ通じている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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