野白新田(読み)のばくしんでん

日本歴史地名大系 「野白新田」の解説

野白新田
のばくしんでん

[現在地名]穂積町野白新田

野田のだ新田の南、五六ごろく川の東岸に立地。寛永年中(一六二四―四四)森安左衛門が牛牧うしき村より移住して開発したと伝える。牛牧村の枝郷であったが、同九年の検地で分離独立(天保九年村明細帳)領主は牛牧村と同じ。岩瀬文庫本正保郷帳では、野田新田などとともに牛牧新田村に含まれる。元禄郷帳では牛牧村持口として記される野田新田(一三八石余)に相当。安永四年(一七七五)の検地では高一九四石余、田二三町九反余・畑六町六反余、牛牧村からの出作。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 祖父江 鎮座

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む