野福新村(読み)のふくしんむら

日本歴史地名大系 「野福新村」の解説

野福新村
のふくしんむら

[現在地名]上市町和合わごう

赤木あかぎ村の北、白岩しらいわ川の扇状地に位置し、東は大塚新おおつかしん村、西は中村新なかむらしん村、北は横越よこごし村。神田じんでん村の飛地であったという。寛文一〇年(一六七〇)の村御印によれば草高四八石、免三ツ三歩、小物成は鮭役一匁(出来)・鮎川役一匁(出来)である(三箇国高物成帳)。その後天和二年(一六八二)に検地引高一三石が発生、一方正徳二年(一七一二)・享保八年(一七二三)・延享元年(一七四四)・天明五年(一七八五)・享和三年(一八〇三)・文化一四年(一八一七)・天保九年(一八三八)の手上高が計一七石あって都合高五二石となる(天保一一年「高免帳」杉木家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android