量子井戸(読み)リョウシイド

デジタル大辞泉 「量子井戸」の意味・読み・例文・類語

りょうし‐いど〔リヤウシゐど〕【量子井戸】

電子を数ナノメートル程度の半導体薄膜ヘテロ接合によって閉じ込めた構造
[補説]電子は薄膜の面の垂直方向に自由に移動できず、特定の離散的なエネルギー状態をとる。この厚さを変えたり、複数重ねたりすることによって新しい機能をもつ素材をつくることができる。青色発光ダイオード半導体レーザーなどに利用される。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵 「量子井戸」の解説

量子井戸

量子点」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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