デジタル大辞泉 「量子鍵配送」の意味・読み・例文・類語 りょうしかぎ‐はいそう〔リヤウシかぎ‐〕【量子鍵配送】 量子力学の原理を応用し、通信を行う二者間で暗号鍵を安全に共有する手法。代表的な量子暗号であり、量子もつれの状態にある二つの粒子や系を二者間で共有して用いることで、傍受が不可能な暗号鍵となる。量子状態をとるのは乱数列などの暗号鍵のみであり、実際のデータ転送には通常の暗号技術が用いられる。量子鍵配布。QKD(quantum key delivery)。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例