デジタル大辞泉 「金が唸る」の意味・読み・例文・類語 金かねが唸うな・る ありあまるほど多く金銭を持っている。「幸にも金庫には―・るし」〈蘆花・黒潮〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「金が唸る」の意味・読み・例文・類語 かね【金】 が うなる あり余るほどのたくさんの金銭をたくわえ持っていることのたとえ。[初出の実例]「かねのうなる声をはじめてきいたが、なるほどウンウンといふの」(出典:黄表紙・莫切自根金生木(1785)下)金がうなるの補助注記中国、五代の袁正辞が部屋に銭を積み上げておいたところ、牛のようなうなり声がし、人がその銭を散ずるように勧めると、これは同類を求める声だから、もっとふやせば声がやむと答えたという。〔五雑俎‐事部四〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例