金を打つ(読み)かねをうつ

精選版 日本国語大辞典 「金を打つ」の意味・読み・例文・類語

かね【金】 を 打(う)

  1. 武士が決して約束を違えないという誓いのしるしに、刀の刃や鍔を相手のそれと打ち合わせる。金打(きんちょう)をする。
    1. [初出の実例]「師の御坊〈略〉笛を吹かじと言ふ誓事をなし給へとて、権現の御前にてかねをうたせたてまつりて候へば」(出典:義経記(室町中か)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む