金井淵村(読み)かないぶちむら

日本歴史地名大系 「金井淵村」の解説

金井淵村
かないぶちむら

[現在地名]高崎市金井渕町

碓氷うすい郡に属し、からす川の右岸にある。北から西は町屋まちや村、西は下大島しもおおしま村、東から北は群馬郡我峰わがみね村。天正四年(一五七六)一一月二〇日、「金井淵」三九貫文が大井満安に与えられた(「武田家定書」岡本文書)。寛文郷帳では田方一九九石余・畑方五〇石余(両方水損)、旗本都筑三四郎領。寛保二年(一七四二)八月の大洪水で烏川の流路が変わる以前は、同川左岸にあったという(郡村誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android