20世紀日本人名事典 「金井為一郎」の解説 金井 為一郎カナイ タメイチロウ 昭和期の牧師 生年明治20(1887)年3月10日 没年昭和38(1963)年5月22日 出生地長野県松本市 学歴〔年〕一高中退,東京神学社卒 経歴仁川(韓国)、高知、山梨、市ケ谷、池袋西教会で伝道牧会を続けた。日本キリスト教団設立時には中央委員をつとめ、女子学院理事、報恩信愛会理事長として教育、社会事業の分野でも活躍。昭和21年日本聖書神学校を創立した。著書に「金井為一郎著作集」(全3巻)「全訳ガンジー自叙伝」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金井為一郎」の意味・わかりやすい解説 金井為一郎かないためいちろう [生]1887.3.10. 長野,南安曇[没]1963.5.22. 東京キリスト教の牧師。 1907年第一高等学校入学。同年松本日本基督教会で受洗,同時に富士見町教会に出席し植村正久牧師の指導を受ける。 09年東京神学社入学。 12年神学社卒業後,朝鮮仁川で開拓伝道。 13年伝道師として高知教会に赴任。 16年3月按手礼を受け,10月山梨日本基督教会牧師に就任。 19年日本基督教会市ヶ谷教会牧師に就任。以来 41年日本基督教団結成まで東京中会議長に6回就任。教団成立後,初代伝道局長。 46年日本聖書神学校初代校長。 49年池袋西教会牧師。著書『金井為一郎著作集』 (3巻,1977) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by