金光平(読み)キン コウヘイ

20世紀日本人名事典 「金光平」の解説

金 光平
キン コウヘイ

大正・昭和期の労働運動



生年
明治31(1898)年6月25日

没年
平成3(1991)年7月22日

出生地
兵庫県三原郡広田村(現・緑町)

学歴〔年〕
大阪工業専修学校高等部電気科中退

経歴
電機工をしながら苦学し、大正5年田中電機製作所に入る。12年大阪鉄工所因島工場に移る。同年総同盟に参加、13年の争議で解雇され、以後労働運動に専念。以後多くの労働争議を指導し、昭和4年総同盟中央委員となり、解散する15年まで在任。その間、ILO第20回総会に労働者代表顧問として出席し、また土生町議などを歴任戦後は総同盟再建に尽力した。22年全国造船労連会長。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「金光平」の解説

金光平 きん-こうへい

1898-1991 大正-昭和時代の労働運動家。
明治31年6月25日生まれ。大正12年大阪鉄工所因島(いんのしま)工場にはいり,総同盟支部に加盟。翌年争議で解雇され,労働運動に専念し,総同盟中国四国連合会主事,中国紡織労組組合長などをつとめる。昭和22年全国造船労連会長。平成3年7月22日死去。93歳。兵庫県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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