金口入(読み)カネクニュウ

デジタル大辞泉 「金口入」の意味・読み・例文・類語

かね‐くにゅう〔‐クニフ〕【金口入/銀口入】

金銭貸し借り世話をすること。また、その人。
「わづかの―よりめきめきと大金を出かし」〈浮・母親容気・二〉

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「金口入」の意味・読み・例文・類語

かね‐くにゅう‥クニフ【金口入・銀口入】

  1. 〘 名詞 〙 金銭の貸し借りを取りもつこと。また、その人。金銭の周旋。かねくちいれ。
    1. [初出の実例]「僅かの銀口入(カネクニフ)より、めきめきと大金を出かし、何不足無き暮しなれど」(出典浮世草子・世間母親容気(1752)二)

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