事典 日本の地域ブランド・名産品 「金時人参」の解説
金時人参[根菜・土物類]
きんときにんじん
江戸時代の発祥で、原産地は大阪市とされる。江戸時代から昭和初期にかけて、大阪市浪速区付近の特産品であった。大阪人参とも呼ばれた。深紅色でおよそ30cmの大きさ。肉質はやわらかく、甘味と香気ともに強い。現在、早生種は失われてしまっている。収穫時期は12月〜2月。正月用として欠かせない食材。なにわの伝統野菜。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報