金時人参(読み)きんときにんじん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「金時人参」の解説

金時人参[根菜・土物類]
きんときにんじん

近畿地方大阪府地域ブランド
江戸時代発祥で、原産地は大阪市とされる。江戸時代から昭和初期にかけて、大阪市浪速区付近の特産品であった。大阪人参とも呼ばれた。深紅色でおよそ30cmの大きさ。肉質はやわらかく、甘味香気ともに強い。現在、早生種は失われてしまっている。収穫時期は12月〜2月。正月用として欠かせない食材。なにわの伝統野菜

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android