金棒を引く(読み)かなぼうをひく

精選版 日本国語大辞典 「金棒を引く」の意味・読み・例文・類語

かなぼう【金棒】 を=引(ひ)く[=引(ひ)き摺(ず)る]

  1. 夜警などの時、金棒を引いて歩く。
    1. [初出の実例]「折もこそあれ村のあるきが鉄棒引きずり駈け来り」(出典:浄瑠璃・本田善光日本鑑(1740)二)
  2. 語義未詳。人をおどすような言動をすることか。
    1. [初出の実例]「殿中に鉄棒引ずる長袴」(出典:浄瑠璃・古戦場鐘懸の松(1761)三)
  3. ちょっとしたことを大げさにふれまわる。→金棒引き
    1. [初出の実例]「『誰(だ)がかな棒ひいた』『誰でもサ』」(出典洒落本辰巳婦言(1798)宵立の部)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む