…ただし,その先後関係についてはまだ不明な点が多い。1775年(安永4)刊の黄表紙《金々先生栄花夢》の中での芸者の歌に〈四谷新宿馬(ま)ぐその中によ 女郎あるとはつゆ知らず きたきたきたさぬきの金毘羅〉とあるが,これは《潮来節》の替歌であり,はやしことばは明和・安永期(1764‐81)に流行した《金毘羅節》のものである。〈さっさ押せ押せ〉ということばは櫓櫂を押す意が原型だが,《金毘羅節》のはやしことばと結合して〈さっさおせおせきたさのさ〉という浮かれことばとなって各地に広まったと思われる。…
※「金毘羅節」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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