金炳勲(読み)きんへいくん(英語表記)Kim Pyǒng-hun

改訂新版 世界大百科事典 「金炳勲」の意味・わかりやすい解説

金炳勲 (きんへいくん)
Kim Pyǒng-hun
生没年:1929-

朝鮮民主主義人民共和国の作家。咸鏡北道生れ。解放後,民主青年同盟で活動したが,朝鮮戦争期に朝鮮人民軍入隊戦線で銃をとりながら文学修業を始めた。1952年平壌師範大学に推されて入学,57年卒業後は出版部門で活動するかたわら小説を書く。創作功績により金日成賞を獲得,若い世代に人気のある作家として執筆専念。代表作に千里馬(チヨンリマ)時代の新しい人間像を描いた短編《道づれ》(1960)のほか,抗日武装闘争を内容とする長編《森はざわめく》(1965),《燃える季節》(1970)など。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金炳勲」の意味・わかりやすい解説

金炳勲
きんへいくん

「キム・ピョンフン(金炳勲)」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android