金目貫(読み)きんめぬき

精選版 日本国語大辞典 「金目貫」の意味・読み・例文・類語

きん‐めぬき【金目貫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 金製の刀の目貫。こがねめぬき。
    1. [初出の実例]「聟がむこなら家をとらせう 金目貫縁は離れぬ漆つけ」(出典:俳諧・独吟一日千句(1675)第二)
  3. 植物かんぎく(寒菊)」の異名。《 季語・秋 》 〔俳諧・毛吹草(1638)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android