金花(読み)キンカ

デジタル大辞泉 「金花」の意味・読み・例文・類語

きん‐か〔‐クワ〕【金花】

黄金製の飾り花。
「垣に―を掛け」〈謡・関寺小町
アキノキリンソウ別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金花」の意味・読み・例文・類語

きん‐か‥クヮ【金花・金華】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物あきのきりんそう(秋麒麟草)」の古名。〔重訂本草綱目啓蒙(1847)〕
  3. 黄金でつくった飾り花。また、美しい花。
    1. [初出の実例]「菊散んじて金花、霧桂枝に触る」(出典:和泉往来(平安末)九月)
  4. 美しくりっぱなもののたとえ。
    1. [初出の実例]「金華旧址商漁宅、玉樹残声樵牧歌」(出典:東海一漚集(1375頃)一・金陵懐古)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「金花」の解説

金花 (キンカ)

植物。キク科の多年草,園芸植物,薬用植物。アキノキリンソウの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android