釜笛村
かまふえむら
[現在地名]大垣市釜笛
杭瀬川左岸、水門川右岸の低地に開け、大垣輪中の南部に位置する。西は友江村。兼父絵・加部とも記す。天正二年(一五七四)多藝郡の野方の開発により成立したといわれる。枝郷の三ッ屋村は承応元年(一六五二)に開発され、初め三津屋村と記された。江戸時代を通じて大垣藩領。慶長郷帳に加部村とみえ、多藝郡に属し、村高七九〇石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳には「かゑほつ村」と記される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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