武具奉行(読み)ブグブギョウ

デジタル大辞泉 「武具奉行」の意味・読み・例文・類語

ぶぐ‐ぶぎょう〔‐ブギヤウ〕【武具奉行】

江戸幕府職名。文久3年(1863)具足奉行が、弓矢槍奉行の職を兼ねて改称したもの。
江戸幕府の職名。駿府城二条城に置かれ、武具管理した職。

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精選版 日本国語大辞典 「武具奉行」の意味・読み・例文・類語

ぶぐ‐ぶぎょう‥ブギャウ【武具奉行】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸幕府の職名。文久三年(一八六三)、具足奉行と弓矢槍奉行を廃して設置甲冑・弓矢・槍・陣幕などの武具の管理にあたった。
  3. 江戸幕府で、駿府城および二条城に置かれ、城内にある武具一切を管理するもの。
    1. [初出の実例]「駿府御武具奉行一人」(出典:吏徴(1845)上)

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