鈍知(読み)どんち

精選版 日本国語大辞典 「鈍知」の意味・読み・例文・類語

どん‐ち【鈍知・鈍智】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 乏しい知恵。にぶい才気。また、その人。〔文明本節用集(室町中)〕
  3. 鈍と知。知恵や才気などの鈍いことと鋭いこと。また、鈍者知者
    1. [初出の実例]「かしこき人はすぐれ又愚なるはあらはれて、鈍智(ドンチ)のふたつ各別の相違ありしに」(出典浮世草子西鶴織留(1694)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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