鈔盗(読み)しょうとう

精選版 日本国語大辞典 「鈔盗」の意味・読み・例文・類語

しょう‐とうセウタウ【鈔盗】

  1. 〘 名詞 〙 すきを見て盗むこと。かすめとること。また、その者。〔布令必用新撰字引(1869)〕 〔後漢書‐班勇伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

普及版 字通 「鈔盗」の読み・字形・画数・意味

【鈔盗】しようとう(せうたう)

かすめとる。〔唐書、回鶻下、黠戛斯伝〕俗、木馬に乘りて氷上を馳す。板を以て足に(し)き、木を屈(ま)げて腋を(ささ)へ、蹴れば輒(すなは)ち百、勢ひ激なり。夜は鈔盜し、晝は伏し(かく)る。

字通「鈔」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android