鈴木 三郎助(3代目)(読み)スズキ サブロウスケ

20世紀日本人名事典 「鈴木 三郎助(3代目)」の解説

鈴木 三郎助(3代目)
スズキ サブロウスケ

大正・昭和期の実業家 元・味の素社長。



生年
明治23(1890)年6月23日

没年
昭和48(1973)年6月19日

出生地
神奈川県葉山町

別名
幼名=三郎

学歴〔年〕
京華商業〔明治40年〕卒

経歴
明治41年父の“味の素”製造事業開始とともに、販売を担当し、宣伝と代理店確保につとめた。大正6年鈴木商店取締役、昭和2年常務を経て、6年父の死去により3代目三郎助を襲名、7年味の素本舗専務となる。国内外に市場を拡大し、15年社長に就任戦後公職追放にあったが復帰し、27〜40年味の素の会長をつとめ、宣伝販売と海外進出を指導した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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