鉄トルコ石(読み)てつトルコいし

最新 地学事典 「鉄トルコ石」の解説

てつトルコいし
鉄トルコ石

chalcosiderite

化学組成鉱物。鉄トルコ玉とも。三斜晶系,空間群,格子定数a0.7672nm, b0.7885, c1.0199, α67.51°, β69.16°, γ64.88°, 単位格子中1分子含む。短柱状結晶が束状に集合。暗緑色,透明ないし半透明でガラス光沢。劈開{001}に完全,{010}に良好。硬度4.5, 比重3.22~3.26。薄片では無色~淡緑色,屈折率α1.775, β1.840, γ1.844, 2V(-)~22°, 光分散rv強。Cu2の位置を□, Fe2, Znで,Fe3の位置をAlで置換され,同構造のトルコ石族を形成。銅鉱床の酸化帯,あるいは鉱脈中に硫塩鉱物硫化鉱物とともに産する。名称は,ギリシア語の銅(chalcos),鉄(sideros)に由来。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 松原

世界大百科事典(旧版)内の鉄トルコ石の言及

【トルコ石】より

…化学成分CuAl6(PO4)4(OH)8・4H2O。AlがFe3+で置換されたものを鉄トルコ石chalcosideriteと呼ぶ。三斜晶系に属し,短柱状結晶となるが,多くは塊状を示す。…

※「鉄トルコ石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む