鉄山村(読み)かねやまむら

日本歴史地名大系 「鉄山村」の解説

鉄山村
かねやまむら

[現在地名]美甘村鉄山

鉄山川流域に位置し、西は新庄しんじよう(現新庄村)、南は美甘村・黒田くろだ村に接する。標高六〇〇―七〇〇メートルの中国山地中位平坦面にあり、中村なかむら間所まどころさこ篠原しのはら半田はんだ下組しもぐみ矢倉やくらなどの集落が散在する。正保郷帳によれば田高一六二石余・畑高八一石余。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳によれば改出高一三〇石余・開高六一石余。元禄初頭の家数六一・人数二九四(作陽誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む