鉄菫青石(読み)てつきんせいせき

最新 地学事典 「鉄菫青石」の解説

てつきんせいせき
鉄菫青石

sekaninaite

化学組成Fe2Al4Si5O18鉱物直方晶系,空間群Cccm,格子定数a1.7186nm, b0.9827, c0.9298, 単位格子中4分子含む。柱状~粒状結晶。青~紫青色,透明~半透明ガラス光沢。劈開なし,{001}に裂開。硬度7~7.5, 比重2.7。薄片では無~青色,屈折率α1.561, β1.572,γ1.576, 2V(-)66°, 光分散vr弱。菫青石の鉄置換体で,固溶体を形成。構造上の大きな空隙にアルカリ元素や結晶水を含むことが普通。主にペグマタイト中にアルバイト・石英などを伴う。熱水鉱床気成鉱床にもみられる。名称はこの鉱物を最初に発見したチェコの鉱物学者J.Sekaninaにちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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