コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鉛版印刷 えんばんいんさつstereotype printing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鉛版印刷
えんばんいんさつ
stereotype printing

ステロ版印刷,ステレオ版印刷ともいう。活字組版を紙型にとり,鉛合金を流し込んで鋳造した複製版によって印刷する方法。 1725年スコットランドの W.ジェッドが発明,フランスのディドー一族やイギリスの C.スタナップによって改良が加えられ,19世紀なかば C.ジュヌーの紙型の発明によって完成された。鉛版は紙型を平鉛版用または丸鉛版用の鋳造機に取付けて鉛地金を流し込んでつくるが,この際に高熱を使うので,ホットタイプとも呼ばれている。凸版の複製法として最も安価で速いので新聞,雑誌などの本文の印刷に広く使われていたが,オフセット印刷に代られるようになった。版材は鉛合金のため耐刷力に乏しいので,ニッケルや鉄などをメッキして印刷する場合が多い。紙型は保存しておけばまた使用できる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

鉛版印刷の関連キーワードゼネフェルダーCTS

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android