鉤茨海苔(読み)かぎいばらのり

精選版 日本国語大辞典 「鉤茨海苔」の意味・読み・例文・類語

かぎ‐いばらのり【鉤茨海苔】

  1. 〘 名詞 〙 紅藻類イバラノリ科の海藻。本州中部以南の沿岸で、ホンダワラ類の枝にまといつくか、岩上に生える。径一・五~三ミリメートルの円柱状線状。多数分枝し、他物や枝と枝がからみついて団塊になる。体色褐色がかった紅紫色だが、水中では青白く光って見える。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android