銀作(読み)ぎんづくり

精選版 日本国語大辞典 「銀作」の意味・読み・例文・類語

ぎん‐づくり【銀作】

  1. 〘 名詞 〙 銀、または銀箔(ぎんぱく)で飾ってつくること。また、そのもの。しろがねづくり。
    1. [初出の実例]「庫は尽く銀作(ギンヅク)りにして、各一里の大さあり」(出典:宝の山(1891)〈川上眉山団円)

しろがね‐づくり【銀作】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「しろかねづくり」 ) 銀で装飾したもの。また、銀で製作したもの。太刀の柄(つか)、鞘(さや)金具に銀を用いたものなどにいう。銀ごしらえ。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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