デジタル大辞泉 「銀箔」の意味・読み・例文・類語 ぎん‐ぱく【銀×箔】 《古くは「ぎんばく」》銀の薄板を紙のように薄くたたき延ばしたもの。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「銀箔」の意味・読み・例文・類語 ぎん‐ぱく【銀箔・銀薄】 〘 名詞 〙 ( 古くは「ぎんばく」 ) 銀を槌(つち)でたたいて、紙のように薄くのばしたもの。[初出の実例]「木刀(きがたな)に銀薄をぞ押したりける」(出典:平家物語(13C前)一)「銀箔 ギンバク」(出典:易林本節用集(1597)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「銀箔」の意味・わかりやすい解説 銀箔ぎんぱくsilver foil 金属箔の一種。銀は金に次ぎ展延性に富み、厚さ0.15マイクロメートルの箔にまでなる。製箔工程は金箔の場合に似るが金箔ほど製造条件は厳しくなく、最終箔打ち工程では、潤滑剤として黒鉛、パラフィンを塗布した和紙の間に挟み、箔打ち機で打って箔にする。美術工芸品、装飾品、銀切箔(ぎんきりはく)、銀糸(製織に使う)、擬金切箔(黄色染料を塗った銀切箔)、擬金糸などに用いる。[志村宗昭][参照項目] | 金属箔 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の銀箔の言及 【日本画】より …また金泥を塗った後,貝殻や動物の牙などで上面をこすり,輝きを増したりもする。銀箔は空気に触れると酸化し黒変色するので,上からどうさ液を塗って保護する。[墨] 〈墨に五彩あり〉といわれるように,日本画において墨の果たす役割は水墨画に限らず重要である。… ※「銀箔」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by