銀杏貝(読み)いちょうがい

精選版 日本国語大辞典 「銀杏貝」の意味・読み・例文・類語

いちょう‐がいイチャウがひ【銀杏貝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. アクキガイ科巻貝。紀伊半島以南の熱帯太平洋の、潮間帯下から約五〇メートルまでの岩礁にすむ。殻高約五センチメートルで、殻口の側方イチョウの葉の形をした長い突起が出ている。殻は厚く、白、緑、紅色など変化に富む。
  3. あこやがい(阿古屋貝)」の異名。〔語彙(1871‐84)〕
  4. 紋所の名。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 阿古屋貝 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android