デジタル大辞泉 「阿古屋貝」の意味・読み・例文・類語 あこや‐がい〔‐がひ〕【×阿古屋貝】 《知多半島の阿古屋の浜で多くとれたところから》ウグイスガイ科の二枚貝。貝殻はほぼ方形で、殻長約9センチ。内面は真珠色の光沢がある。養殖真珠の母貝とする。本州中部以南に広く分布し、奄美あまみ大島まで及ぶ。真珠貝。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「阿古屋貝」の意味・読み・例文・類語 あこや‐がい‥がひ【阿古屋貝】 〘 名詞 〙 ウグイスガイ科の二枚貝。昔、知多半島の阿古屋の浦で多くとれたところから名づけられた。殻はほぼ方形で、殻長約八センチメートル。表面は黒褐色を帯び、ひだ状の輪脈と黒い放射状のすじがある。内面は光沢ある真珠色。養殖真珠の母貝として使われ、養殖地として三重県の英虞湾、長崎県の大村湾などが有名。天然には本州中部以南の、潮間帯から浅海の岩礁に足糸で付着する。しゅじゅがい。いちょうがい。ゆずがい。[初出の実例]「(アコヤガヒ) 俗云阿古夜加比」(出典:和漢三才図会(1712)四七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「阿古屋貝」の解説 阿古屋貝 (アコヤガイ) 学名:Pinctada fucata martensii動物。ウグイスガイ科の二枚貝 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報