銀行手数料(読み)ぎんこうてすうりょう(その他表記)banker's fee

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「銀行手数料」の意味・わかりやすい解説

銀行手数料
ぎんこうてすうりょう
banker's fee

銀行が提供するサービスの対価として収受する料金。振り込み,送金など内国為替業務に伴う為替手数料,信用状発行など外国為替業務に伴う外国為替手数料,手形小切手の発行に伴う当座勘定手数料,株式払い込みや配当金支払い,保護預かり,貸金庫などの付随業務に伴う手数料などがある。日本の銀行は国際決済銀行 (BIS) が定める自己資本比率達成に苦慮しており,自己資本比率計算の分母となる資産を増やさず収益を上げる手数料収入への傾斜を強めている。なお,手数料は業界横並びであるとの批判が強く,一部独自で決定する動きが見られる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む