銅鉢(読み)どうばち

精選版 日本国語大辞典 「銅鉢」の意味・読み・例文・類語

どう‐ばち【銅鉢】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 法会勤行(ごんぎょう)などの時に用いる磬(きん)または鈴(りん)。桴(ばち)で打ち鳴らす鈴。〔和漢三才図会(1712)〕
  3. ( 鉢は、僧の所持する食器 ) 僧の食器のうち、所持することを禁じられた銅製のもの。石製、木製のものとともに、所持を禁じられた。「どうはつ」とも読む。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の銅鉢の言及

【鏧】より

…磬とも書き,鏧(磬)子(けいす∥きんす),打金(うちがね),銅鉢(どうばち),あるいは俗にザルガネなどともいう。仏教で用いる鳴物(楽器)の一種で,銅または青銅製で大型の鉢の形をしたもの。…

※「銅鉢」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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