デジタル大辞泉 「勤行」の意味・読み・例文・類語 ごん‐ぎょう〔‐ギヤウ〕【勤行】 [名](スル)1 仏道を修行すること。2 仏前で、一定の時を定めて行う読経・回向など。お勤め。「毎朝の勤行」[類語]勤め・お勤め・看経かんきん・読経どきょう・礼拝らいはい 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「勤行」の意味・読み・例文・類語 ごん‐ぎょう‥ギャウ【勤行】 〘 名詞 〙 仏語。① 努力して仏道修行すること。[初出の実例]「惣縁二彼節雑事一、無二闕怠一可二勤行一者、復命云」(出典:九暦‐九条殿記・五月節・天慶七年(944)正月二四日)② 仏前で時を定めて読経、礼拝、焼香などをする儀式をいう。おつとめ。[初出の実例]「説法読経丁寧に勤行(ゴンギャウ)をいたされ候」(出典:高野本平家(13C前)六) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「勤行」の意味・わかりやすい解説 勤行ごんぎょう 本来は仏教徒が勤めて善法を行い、つねに仏道に精進する意で、六波羅蜜(ろくはらみつ)(実践すべき六つの徳目)の精進(しょうじん)波羅蜜をいう。読経(どきょう)、賛仏なども仏教徒の日常修すべき行法であるところから、転じて仏前で読経、回向(えこう)、礼拝(らいはい)する「おつとめ」を勤行と称するようになった。行う時として、一切(いっさい)時(行住坐臥(ぎょうじゅうざが)、昼夜)、六時(昼3回、夜3回)、四時(晨朝(しんじょう)、日中、黄昏(こうこん)、夜半)、三時(晨朝、日中、黄昏)、2時(晨、昏)の別がある。[石川力山] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「勤行」の意味・わかりやすい解説 勤行ごんぎょう 仏教用語。時間を決めて仏前で読経をすることをいう。精進努力という意味に用いる場合もある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by