銜(読み)はみ

普及版 字通 「銜」の読み・字形・画数・意味

銜
14画

[字音] ガン・カン
[字訓] くつばみ・ふくむ

[説文解字]

[字形] 会意
行+金。〔説文〕十四上に「馬、口中に勒(ろく)す」とし、また「馬を行(や)るなり」という。口中に含ませるもので、含と声義が近い。それで人に移して、銜悲・銜のようにもいう。

[訓義]
1. くつばみ、くつわ。
2. ふくむ、心にもつ。
3. 旧新の官を相銜めて書くので、位官をいう。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕銜 馬乃久豆和(うまのくつわ) 〔名義抄〕銜 フフム・フクム・ウマクツハ・クツバミ・クツハ〔字鏡集〕銜 クツワ・クツワヅラ・クツバミ・クチハシ・クチヒル・フクム・ツグム・カブル・ハサム

[語系]
銜hem、含hm、函ham、heamは声義近く、すべて口中に含むことをいう。〔左伝、僖六年〕許男が降服することを「面して璧を銜(ふく)む」としるしている。面を覆い、口中に璧を含むことは、自らを死者とする意である。

[熟語]
銜哀▶・銜雲▶・銜怨▶・銜▶・銜恩▶・銜荷▶・銜悔▶・銜塊▶・銜竿▶・銜羈▶・銜泣▶・銜御▶・銜協▶・銜掲▶・銜▶・銜口▶・銜酷▶・銜恨▶・銜巵▶・銜志▶・銜指▶・銜持▶・銜▶・銜恤▶・銜称▶・銜踵▶・銜觴▶・銜悽▶・銜紲▶・銜接▶・銜組▶・銜知▶・銜▶・銜刀▶・銜鐙▶・銜杯▶・銜枚▶・銜佩▶・銜尾▶・銜悲▶・銜轡▶・銜碑▶・銜忿▶・銜憤▶・銜璧▶・銜奉▶・銜命▶・銜軛▶・銜勒▶
[下接語]
鞍銜・曳銜・横銜・官銜・雁銜・鎖銜・心銜・啄銜・馬銜・悲銜・轡銜・密銜・列銜

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 字訓 字音 字形

世界大百科事典(旧版)内の銜の言及

【轡】より

…馬を使う上で最も重要なものである。馬の口中に入る部分を銜(はみ),銜の両端につけて轡を面繫(おもがい)につなぐ部分を鏡板(かがみいた),銜の両端に組み合わせて手綱を結びとめる棒状の部分を引手(ひつて)という。騎乗者や御者はこの手綱を通じて馬を制御する。…

【馬術】より

…3日間の総合成績で順位が決まる。
[用具]
 馬具は頭絡(とうらく),手綱(たづな),銜(はみ),鞍などがある。頭絡は銜を馬の口にかませるため馬の頭に着装する革または金属製の馬具。…

※「銜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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