銜勒(読み)かんろく

精選版 日本国語大辞典 「銜勒」の意味・読み・例文・類語

かん‐ろく【銜勒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「がんろく」とも ) 轡(くつわ)馬銜(くつばみ)。転じて、民を直接に支配する法律官職など。
    1. [初出の実例]「御民銜勒本君功、顧眄将矍鑠翁」(出典菅家文草(900頃)二・臨別送鞍具総州春別駕)
    2. [その他の文献]〔孔子家語‐執轡〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「銜勒」の読み・字形・画数・意味

【銜勒】がんろく

くつわ。〔大戴礼盛徳〕古は法を以て銜勒と爲し、官を以て轡と爲し、刑を以て筴(さく)と爲し、人を以て手と爲す。~善く馬をするは、銜勒を正し轡筴を齊(ととの)ふ。

字通「銜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android