銭勝負(読み)ぜにしょうぶ

精選版 日本国語大辞典 「銭勝負」の意味・読み・例文・類語

ぜに‐しょうぶ【銭勝負】

  1. 〘 名詞 〙 金銭をかけた勝負事。また、勝負に金をかけること。
    1. [初出の実例]「諸院諸坊博弈事、度々制誡之処、今般称鬮振憑支、種々銭勝負以下珍事也。所詮此等之銭勝負并双六、賢停止之事」(出典大乗院寺社雑事記‐寛正四年(1463)一〇月一八日)
    2. 「乞食どもたかり、銭勝負(ゼニセウブ)しけるが、ひとり手目をつかふて」(出典:咄本・当世口まね笑(1681)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android