鋸藻屑(読み)のこぎりもく

精選版 日本国語大辞典 「鋸藻屑」の意味・読み・例文・類語

のこぎり‐もく【鋸藻屑】

  1. 〘 名詞 〙 褐藻類ホンダワラ科の海藻。牡鹿半島以南の太平洋沿岸、新潟以西の日本海沿岸に広く分布する。長さ二メートルぐらい。主枝は扁平な円柱状で縁に葉の落ちたあとが円錐状の突起となって残っている。葉は縁に鋸歯(きょし)状の切れ込みがあり、基部の葉は卵形またはへら形、上部の葉ほど細くなり先端では糸状肥料にされる。たかもく。めしもば。おおばもく。おおば。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android