精選版 日本国語大辞典 「錐揉」の意味・読み・例文・類語
きり‐もみ【錐揉】
- 〘 名詞 〙
- ① きりを両手でもみ回しながら穴をあけること。〔観智院本名義抄(1241)〕
- [初出の実例]「あたまにきりもみをせよといわれて」(出典:咄本・枝珊瑚珠(1690)二)
- ② 「きりもみこうか(錐揉降下)」の略。〔新語新知識(1934)〕
- ③ 鉄砲の的(まと)の中心をいう。
- [初出の実例]「いなとみはうつごとにきりもみにあたり、初心の人はかくをもうちはづすばかりなり」(出典:翁問答(1650)下)
ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...