日本歴史地名大系 「錦町5遺跡」の解説 錦町5遺跡にしきまちごいせき 北海道:上川支庁旭川市鷹栖村錦町5遺跡[現在地名]旭川市川端町四条一〇丁目石狩川の氾濫原に近い標高一〇五メートルの河岸段丘上にある擦文時代の集落遺跡。一帯は石狩川扇状地の扇端にあたり、かつては標高一一〇メートルほどの湧水帯から石狩川に注ぐ近文(ちかぶみ)オホーツナイ川が分流し、各所に微高地を形成していた。昭和五七年(一九八二)から四ヵ年発掘調査を実施、竪穴住居跡七軒・鍛冶工房跡三軒のほか、旧河道でサケの遡上止めと思われる漁労施設の跡が確認された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by