デジタル大辞泉 「鍋尻を焼く」の意味・読み・例文・類語 鍋尻なべじりを焼や・く 夫婦となって世帯を営む。「白人まはしの駕籠の者とひとつになって、辛き―・いて半分は嘘で浮世をわたりぬ」〈浮・娘気質・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鍋尻を焼く」の意味・読み・例文・類語 なべじり【鍋尻】 を 焼(や)く ① 夫婦となって世帯を営む。[初出の実例]「彼(かの)しもなるきざみの室むかへて家のうちうしろみなどたのめるを鍋尻(ナベジリ)やくなどいへるを思へば」(出典:俳諧・宝蔵(1671)四)② 竈(かまど)の下にまで心を用いる。台所の細かい事に世話をやく。なべのぞきをする。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例