日本歴史地名大系 「鍋屋村」の解説 鍋屋村なべやむら 岡山県:真庭郡久世町鍋屋村[現在地名]久世町鍋屋三坂(みさか)川を境に西は久世村、東は多田(ただ)村で、茶臼(ちやうす)山南斜面に開けた小村。正保郷帳に村名がみえ、田高五三石余・畑高五九石余。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では改出高三二石余・開高四石余。「作陽誌」によると戸数一三・人数六六。津山藩森氏断絶後幕府に収公され、元禄一一年から津山藩領、享保一二年(一七二七)再び幕府領となり久世代官所の管轄下にあったが、文化九年(一八一二)津山藩預、同一四年津山藩領となって幕末に至る(「美作国郷村支配記」など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by