鍋島直明(読み)ナベシマ ナオアキラ

20世紀日本人名事典 「鍋島直明」の解説

鍋島 直明
ナベシマ ナオアキラ

明治〜昭和期の陸軍少将,男爵 貴院議員。



生年
明治2年12月25日(1870年)

没年
昭和12(1937)年11月19日

出身地
肥前国佐賀(佐賀県)

学歴〔年〕
陸士卒

経歴
佐賀藩一門の出で、家は代々同藩の家老を務めた。明治28年家督を相続し、男爵となる。長崎外国語学校を経て、陸軍士官学校卒業。26年陸軍騎兵少尉となり、近衛騎兵連隊中隊長、載仁親王・恒久王の皇族付武官、騎兵第6連隊長などを務めた。この間、日清戦争・日露戦争にも従軍。大正8年少将となり、同年予備役に編入される。11年貴族院議員となり公正会に属した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鍋島直明」の解説

鍋島直明 なべしま-なおあきら

1869-1937 明治-昭和時代前期の軍人,華族
明治2年12月25日生まれ。陸軍士官学校を卒業。明治28年男爵をつぐ。近衛(このえ)騎兵連隊中隊長,皇族付武官などをつとめた。大正8年陸軍少将。11年貴族院議員。昭和12年11月19日死去。69歳。肥前佐賀出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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