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鍋田干拓

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

鍋田干拓

戦後の食糧難対策として愛知県弥富市鍋田町伊勢湾を干拓した国営農地造成事業。1946~64年に41億円(災害復旧を含む)を投じ、640ヘクタールを造成した。愛知、長野、山梨、岐阜県などから136戸が入植した。

(2013-10-11 朝日新聞 朝刊 長野全県 2地方)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鍋田干拓
なべたかんたく

愛知県弥富(やとみ)市南部の干拓地。江戸時代末期からの干拓新田で、1855年(安政2)の水害で水没したままであったが、第二次世界大戦後の食糧増産の一環として1946年(昭和21)に着工、1955年に復旧。1959年までに農家162世帯の入植をみたが、同年9月26日の伊勢(いせ)湾台風で堤防決壊、死者133人、全戸流失、元の海底に戻った。しかし国と県の援助によって復興し、1968年には弥富町に編入された。耕地面積500ヘクタールの80%が水田で、水稲の特殊早植え、大型機械の共同経営を目ざしたものの、名古屋市に近く、工業化の激しい波を受け、大部分は名古屋臨海西部工業地区となった。地内には弥富野鳥園がある。[伊藤郷平]

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