鍋蓋新田村(読み)なべぶたしんでんむら

日本歴史地名大系 「鍋蓋新田村」の解説

鍋蓋新田村
なべぶたしんでんむら

[現在地名]蟹江町鍋蓋新田

北は蟹江かにえ新田村、南は海屋かいおく新田村(現十四山村)に接し、日光につこう川と善太ぜんた川の合流点に位置する。「徇行記」によれば、延享二年(一七四五)検地で、高三二三石余は一円蔵入地。田は二〇町七反九畝余、畑は四町八反五畝余。戸数七、人数五三。享保一二年(一七二七)名古屋材木ざいもく(現名古屋市)兼山屋与市の開墾で、敷金は三千両、鍬下年季一七ヵ年であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android