日本歴史地名大系 「鍬江沢村」の解説 鍬江沢村くわえざわむら 新潟県:岩船郡関川村鍬江沢村[現在地名]関川村鍬江沢高坪(たかつぼ)山(現北蒲原郡黒川村)の東麓に位置し、南を下鍬江沢(しもくわえざわ)川が東流する。北は土沢(つちざわ)村、南東は山本(やまもと)村、南は蒲原(かんばら)郡鍬江村(現黒川村)に接する。正応五年(一二九二)頃の奥山(おくやま)庄と荒河(あらかわ)保の堺相論和与絵図(反町氏蔵)には切出(きりで)川(霧出川、現鍬江沢川)西岸に「桑柄沢」と記される。近世は初め村上藩領、宝永六年(一七〇九)幕府領、寛保二年(一七四二)陸奥白河藩領、文化六年(一八〇九)幕府領。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by