鎌止(読み)カマドメ

デジタル大辞泉 「鎌止」の意味・読み・例文・類語

かま‐どめ【鎌止(め)】

山野で、草木の刈り取りを禁じること。
江戸時代小作料未納の小作人に対し、地主作物を刈り取るのを禁止すること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鎌止」の意味・読み・例文・類語

かま‐どめ【鎌止】

〘名〙
① 山野の草木を刈り取るのを禁止すること。
雍州府志(1684)六「制採薪柴、是謂鎌止
② 江戸時代、小作料を完納しない小作人に対し、地主が、作物を刈り取るのを禁止すること。

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