鎹思案(読み)かすがいじあん

精選版 日本国語大辞典 「鎹思案」の意味・読み・例文・類語

かすがい‐じあんかすがひ‥【鎹思案】

  1. 〘 名詞 〙 二つの事を両方とも成功させようとする考え。かすがいふんべつ。
    1. [初出の実例]「頼朝に出会(でっくは)さば、本望遂げんと入込みし鎹思案(カスガヒジアン)抜目なく」(出典浄瑠璃壇浦兜軍記(1732)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む