長井坂村(読み)ながいざかむら

日本歴史地名大系 「長井坂村」の解説

長井坂村
ながいざかむら

[現在地名]門前町長井坂

地原ちはら村の東、はつヶ川上流南岸の段丘に立地。中世櫛比くしひ内保うちぼ村の内。永和四年(一三七八)四月二七日の沙弥長谷部芝叟寄進状(総持寺文書)に「ながい村」とみえ、当地に比定される。長谷部一族の崇信・暁窗の菩提のため総持寺に地内の田一段を寄進している。永徳二年(一三八二)一〇月一三日の了宗内保村内寺領渡状(同文書)では総持寺法光ほうこう院に「なが井のたきのまゑ」の二〇〇刈の地が交付されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む