日本歴史地名大系 「鳳至郡」の解説
鳳至郡
ふげしぐん
奥能登の中央部から西部一帯を占め、東西に長く延びる。西は門前町で外浦に面する。南の大部分は内浦に面し、小湾が多い。北は輪島市、東は
〔原始〕
外浦と内浦の沿岸部を擁するため、縄文時代以来の数多い遺跡が残る。とくに内浦や七尾北湾の沿岸には長期にわたって営まれた大遺跡が多く、イルカ漁で著名な能都町
〔古代〕
「続日本紀」養老二年(七一八)九月二日条によれば、越前国に属した当郡および
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報